南方澳漁港は台湾3大漁港の一つで、東部遠洋漁業には欠かせない重要な基地でもあります。南方澳漁港の向かいにある島は、砂州でつながった自然のシールドで、真夏に西南風が吹き荒れるたびに船の避難港になっています。そのため、昔は「南風澳」と呼ばれていました。このほか、南方澳漁港ではサバの漁獲量が高いことから、サバの故郷としても親しまれています。